米国の雇用が悪い

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2025年9月9日

失業率は直近の最高値

米国の雇用者統計(農業人口を除く)が前月比2.2万人増と市場予想の7.5万人と大きく下回りました。雇用は悪い方向へと進んでいます。

図表1を見ると、米国雇用者の増加幅は低下傾向となっています。

コロナ発生前は20万人程度(平均値)で推移していた増加幅は、コロナの発生にともない、大きく下振れしました。しかし、その後の景気対策によって大きく上振れしました。

現在は景気対策の効果が薄れ、雇用者数がだんだんと減少しています。特にトランプ関税実施以降(2025年5月)格段に悪くなっています。

一方、失業率は2025年3月から直近の最悪値4.2%を続けてきました。(6月のみ4.1%に戻りました。)8月には4.3%となり、最悪値を更新してしまいました。この傾向はさらに続くでしょう。

投資部システムでは失業率と株価の関係を示しています。失業が増加すると株価は下向きに動いていきます。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 米国・日本を問わず、不本意に失業されている方に対してはお気の毒に思いますが、投資チャンスの到来と考えると、思わず頬が緩みます。
    ( ◠‿◠ )
    ・・・もっとも、まだ空売りで儲けた経験はありませんが( ̄▽ ̄)

  • AI浸透による雇用調整が予想以上に進展してきているようです。一昔前に重宝されたデータサイエンティストはもはやAIに取って代わられて仕事がないそうです。ホワイトカラー受難の時代がやってくるのでしょうか。

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